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第31号(2023年)

共同討議/徳について

金山弥平・周藤多紀
趣旨説明
山口義久
西洋古代における徳(アレテー)―知との関係を中心に
鈴木真
現代哲学における徳の復権とその自然主義的反省―古代哲学との対話の試み

ワークショップ/idealismとしての近代哲学

安部浩
趣旨説明
松枝啓至
デカルトの観念説――自然学的観点から
戸田剛文
バークリの観念論と実在論―『心の中』の理解をめぐって
松本啓二朗
観念論と形而上学――ハイデガーの存在史的思索

論文

天野恵美理
ベルクソン『物質と記憶』における再認の回路
有村直輝
ホワイトヘッドの「思弁哲学」の形成について―C. D. ブロード批判からの考察―
酒詰悠太
ハイデガーはイデア視において新しい対象性をどのように理解しているのか
下山千遥
ガダマーの解釈学における地平の歴史拘束性の徹底についての考察――R.ローティを導き手として
下山史隆
ヴァルター・ベンヤミン「言語一般および人間の言語について」における「仮説Hypothesis」概念の再検討
立花達也
スピノザにおける部分の力能と実在論的なメレオロジー
中元洸太
リードとビーティにおける常識探究の相違とその意義
栁川耕平
フッサールの初期、中期時間論におけるヒュレー・感覚について

関西哲学会研究奨励賞第一〇回受賞者の報告

『アルケー』公募論文投稿要領

2015年10月策定
2017年10月改定
2018年6月改定
2022年6月改定

第1条(投稿資格)

関西哲学会年報『アルケー』公募論文に応募する資格のある者は次の通り。

  1. 関西哲学会の当該年度の大会において発表を行った者。
  2. 関西哲学会の前年度の大会において発表を行った者で、『アルケー』最新号に論文が掲載されていない者。

第2条(論文の内容と大会時の発表の関連性)

論文は第1条に定める大会時の発表と内容が密接に関連するものでなくてはならない。関連性の判断は、発表要旨として当学会から公表されたものによって行う。ただし、上記発表要旨における題目を変更することは、そのことを注のなかに明記する条件のもとでこれを許す。

第3条(論文の内容は未公開のものであること)

他の学会の機関誌、大学等の研究機関の紀要、研究報告書などにすでに公開したものを投稿してはならない。ただし、論文の一部に、論文の論理構成上、既存の研究業績の一部と内容的に密接に関連する叙述を含まざるをえない場合には、注のなかに当該の研究業績と当該箇所について言及することを条件にこれを許す。

第4条(二重投稿の禁止)

他の学会の機関誌、大学等の研究機関の紀要、研究報告書などに、応募論文を同時に投稿してはならない。

第5条(再投稿の条件)

ある年度において投稿した論文が不採用となった者がその次の年度に再投稿する場合、新論文は旧論文に対する査読コメントを反映させたものでなければならない。

第6条(使用言語)

論文に使用する言語は日本語とする。

第7条(公衆送信)

投稿に際しては、関西哲学会もしくは関西哲学会の委託した第三者が、電子的に複製・保存し、公衆送信(公衆送信可能化を含む)することを著者が許諾したものとみなす。ただし、刊行後一年以上を経たものについては、著者本人による公衆送信を妨げるものではない。


『アルケー』投稿論文執筆要領および提出要領

2015年1月編集委員会決定
(2017年1月編集委員会一部改正)
(2020年11月編集委員会一部改正)

【執筆要領】

  1. 規定の雛形Wordファイル (A4判で1頁は40字×30行)を用い、12枚以内におさめる。
  2. タイトル、氏名、註および文献表は、上に定めた容量に含む。
  3. 上に定めたレイアウトを守るために、註についてはワープロ・ソフトのページ下・文末いずれの註作成機能も使わずに、論文末にまとめて記すこと。

【注意事項】

  • 1行40字という設定は漢字・かなを基準としたもので、英数字や記号は1字と数えず、ワープロ・ソフトの自動字送り処理に任せてよい。投稿者は、実際に40字×30行になっているかどうかを、紙媒体に印刷された投稿論文の日本語だけの行を数えて必ず確認すること。
  • Word のカーニング機能は無効にすること(カーニングの有無については、文字列を選択し、「フォント」ダイアログの「詳細設定」タブから確認できます。雛形ファイルでは無効になっています)。
  • ※なお、上記の要領に従わない原稿は審査の対象外となりますので、ご注意ください。

【提出要領】

事務局に次の2点を提出する(第32号への投稿締め切りは12月2日(土)です)。

  1. 原稿の電子ファイル
  2. 調書
(1)原稿の電子ファイル
  • 原稿はWord形式の電子ファイルにしてメールに添付し事務局に送付する。
  • 電子ファイル(アイコン)の名には、「公募論文_2013_関西太郎」のように、公募論文、年次、 名前を順に記す。
  • 提出原稿が締め切りの日時に間に合ったかどうかは、フォーム送信時刻および原稿を添付したメールが投稿者から事務局に送信された時刻(日本時間)のうち、遅い方により判定する。
(2)調書
  • 調書フォームに、必要事項を記入する(なお、生年月日は関西哲学会研究奨励賞の選考のために参照するもので、他には使用しない)。

年会費未納者への機関誌『アルケー』送付について

本学会では、事務上の内規として、年会費の未納分が3年度分(12,000円)以上の会員には、機関誌『アルケー』の送付を停止しております。

未納分を納付された会員で、発送停止となっていた過去の『アルケー』の入手を希望される方は、事務局までメールにてお知らせください。